9月10日

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天気 台風一過の快晴 気温12度

台風18号で被害に合われた皆様にお見舞い申し上げます。
このところ50年に1度が多すぎる気がします。

平成6年に、町との約束の大規模な登山道整備が終り
翌年からは再び山岳救助隊で1泊野宿の荷物を担いでの
整備に戻るかと思ったのですが、山で遭難発生のための
山岳救助隊であり、刈払い隊ではないと考える隊員も増えてきました。
今度からはヘリは無しです。
また日帰りで1日ならともかく、野宿1泊の2泊3日は無理だという意見もでました。
1日家を空ければ1日分の仕事が溜まりますし、ケータイが使えない場所は
敬遠されるようになりました。
そうしたら、群馬県の旧六合村の業者さんが刈払いを請け負ってくれる事になりました。

その後、ガイド組合に変わりました。

個人的には、1泊野宿で続けたかったのですが、1泊野宿は楽しかったです。
普通であれば、親ほど年の離れた方と話す機会はありませんし
内容も昔の苦労話だとあまり聞きませんが、1日苦労して来た
連帯感もあり、野宿の場では素直に聞くことも出来ました。

今でもこんなに大変なんだから昔はもっと大変だったのだろうと共感を覚えます。
それなら、作業終了後の慰労会でも同じだろうと思われますが
みんな一癖も二癖もある山男の集まりです。
意見が合わなければケンカになります。
芸者さんを揚げてどんちゃん騒ぎと言いますと女性の方は眉をひそめるかと
思いますが、彼女たちはプロです。
ケンカになって引き離しても双方にしこりが残ります。
しかし芸者さんは宴会場が仕事場です。
険悪な雰囲気になる前に察して話を変えてくれます。
芸者さんがいない、切明の時は慰労会でケンカ騒ぎもありました。
野宿ビバークではみんな和気合いあいです。

またボッカ部隊は作業の間は15分進めば15分の休憩になりますが
待っている間は暇です。
そうすると先輩たちが周りの山の名前や地図の読み方などを
現場で教えてくれます。
前に書きましたアナログ時計で方向を知る方法はその時教えて頂きました。
本を読んだ知識では時期に忘れますが、現場で実践すると覚えていいます。

凄い先輩になると日あたりと木の様子を見て、休憩の度 竹藪に入り
キノコを採られた先輩も居ります。
そして、このような場所なら、こんなキノコが生えていてみそ汁に美味しいとか
教えて頂きました。

山で生きる知識をいろいろ実践で伝授して頂きました。

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