12月1日

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天気 こゆき 気温-8度

お待たせ致しました。本日から高天ヶ原マンモススキー場営業開始です。
短いリフトのみですがスノーマシンも上部に移動して9日よりクワッドリフト運転の予定です。
そして16日からは西舘や東舘・寺小屋運転開始予定です。
例年よりベースに雪が積もっていますので今シーズンは期待できます。

審判からスタート審判に配置換えになりました。
スタート審判はスタートの総責任者も兼ねます。
スタートハウスの設置なども行います。
スタートは寒く、テントと言っても両側は開いていますので風が通り抜けます。
年喰ってスタートは左遷です。島流しに等しい仕打ちです。と言っても30代前半の話ですが_| ̄|〇
逆に若い人はスタートに行きたがります。
ゴールハウスなどは口うるさい年寄が大勢いますが、年寄が居ないスタートはリラックスして出来るからです。
スタート審判は、回転(スラローム)の時はスタート審判の判断でスタートさせます。
参加人数が少なければ、滑っている選手がゴールしたらレディ・ゴーと合図して出発させますが、300名以上参加と言う大会もありました。
1人1分間隔でスタートさせれば5時間掛かります。
そのため優勝に絡む第1シード15名と入賞するかもしれない第2シードは1分間隔で、後は30秒間隔そして200番代になると15秒間隔でスタートさせた事もありました。
早く終わらせたい一心です。競技役員だって人間です。競技役員の心身の安全のためにも早く終わらせるのが使命です。
回転以外の競技はスタートインターバルと言って事前に決めて第1シード1分30秒間隔、第2シード以降は1分のようにセットされています。
10秒前に1回スタート音が出て5秒前から毎秒になりますが選手がスタートバーを押し出したタイミングで判断しますのでフライングはありません。
300人もエントリーすれば5時間以上の長丁場になります。
スタート係や点呼係は毎回仕事はありますが、スタート審判の仕事は公正にスタートしたと出走記録表にサインするだけです。
審判系の無線機はスタート係の首に、ぶる下げて置いた方が対応が早いです。

誰しもそうですが遣っていられなくなります。
スタート審判を遣って2度とスキー大会に顔を出さなくなった奴が何人もいます。
すると庶務では気の毒と、荒んだ心を紛らわすために暖かい紅茶をポットに入れて届けてくれます。
飲めるのはスタート審判だけです。
なぜなら紅茶の中にウイスキーが少し入っています。
普通の人ならその程度で我慢するとは思いますが、スカッチ大好き!!人間にとっては余計に蛇の生殺し状態です。
3月で割と暖かい日だった記憶はありますが氷点下の世界です。
西館の大回転コースだったので家にウイスキーのボトルを取りに戻りました。
銘柄はジョニ赤です。レジ袋に入れると外からはウイスキーに見えません。
スタートハウスから少し下がった場所で、ラッパ呑みして自分の立場を憂いていました。
その後眠ってしまったのですが、熱さで目が覚めました。思わずウェアーを脱ぎたくなる熱さでした。
現在は低体温症と言いますが、凍死寸前でした。
なぜ熱く感じるかと言いますと、体温が下がりますと体内では体温を維持するために熱を発します。
悲しいかな人間は皮膚の表面でしか温度を感知できません。熱があるかどうか手を額に当てますがその理屈です。
体内が体温を維持するために一生懸命に熱を発しているのですが、外側からで無く内側からですので普段人間は経験していません。それを熱く感じてしまいます。
低体温症とか凍死と言いますと、寒さでガタガタ震えて死んでいくイメージがありますが実は逆です。
よく冬山で遭難して眠るなと言うのはそのためです。眠ってしまったら温めている体温が下がり死に向かいます。
目が覚めてヤバいと感じて、直ぐに家に帰り暖かいコタツに潜り込んで眠りました。
1週間位体調がすぐれませんでした。
知識として知っていたので気がつきましたが、酒を呑んでいるので暖かいと思ってウェアーでも脱ごうものなら_| ̄|〇
死んでしまえば関係ありませんが、最後に呑んだウイスキーの銘柄はジョニ赤で終わるところでした。
せめてシーバスかオールドパーを、イヤ見栄を張ってグレンフィディックを抱きながら私らしいのですが、瓶が如何にもウイスキーと判ってしまいます。
大会そのものはスタート審判が居なくても平穏無事に順調に進んで終わります。
サインなんてスタート係が代筆で書いておけば問題有りません_| ̄|〇
その後、2つも違う部署を経験しました。
だいたい競技役員なんて審判を遣れば上がりのポジションです。
いつ勇退したいと言っても誰も止めません。
すべてはオリンピックのために続きました_| ̄|〇


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