2月1日

天気 ふぶき 気温-17度
今し方まで一寸先も見えない猛吹雪でした。
これから天気回復して昼頃にはリフト・ゴンドラは動くと思います。
明日明後日は高気圧に覆われて天気が良さそうです。
何で週末天気が良いの?
皆さんはお判りですよね?
学校にも色々な事情があり、知られたくない訳もあります。
ある県の県庁所在地の公立高校ですが、毎年2クラス80名で2年前の4月に入札を行い旅行会社を決めて毎年来ていました。
ところが人数が60名になったり50名、40名の年もありました。
80名で貸切にしたくて定員割れをおこしても募集人数で申込んでいるのかな?とも思っていました。
私共に来ますと生徒さんが館内にいるいる間は、先生方が代わる代わる暖炉の前にテーブルに居ました。
教頭先生以外は毎年変わりますがどの教員もそうでした。
先生方が居れば添乗員も話にくわわりますし、私も暇を見ては先生方とお話をしていました。
生徒さんが売店に来ると必ず声を掛けていました。
ちょうど日本旅行と日本近畿ツーリストの合併の話が出ている時でした。
今回の担当は日本近畿ツーリストでした。
会社の社風がまったく違う2社が合併とはと話題になったのですが、一人の教員が「それより雪印のバカたれがあんな事件を起こして、それで牛乳配達をしている子たちが来れんなった。」その一言で他の教員もその学校が置かれている状況を堰を切ったように話してくれました。
その都市でも比較的低収入の方が多い場所に位置する高校で、生徒さんが万引きで補導される率が多い学校だそうです。
修学旅行の積立は新聞配達や牛乳配達などで稼いで、積み立てをしている生徒さんが多いそうです。
そのため、積み立てが出来ない生徒さんがでて、毎年人数が変わっていました。
また、暖炉の前に交代で座っていたのは、生徒さんに出来心を起こさせないで私共に迷惑を掛けたくない為でした。
売店に来ても先生方に声を掛けられれば出来心は起きません。
その後、その学校は教頭先生が毎年来ていたのですが「今年も人数が減って申し訳ありません。」
と言うようになりました。
その後、その学校は閉校が決まりました。
最後の年、教頭先生が他校に移っても教頭でいたら生徒を全員今度は連れて来たい。
教員にしても生徒さんが修学旅行の積立が出来ないで、連れて行けないのは切なかったと思います。
たまたま雑談の中で、本音を言ってくれたのですべてが判った事でした。
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