12月8日

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天気 快晴 気温-7度

今朝は放射冷却でマイナス15度位まで気温が下がり、西の空に三日月と明けの明星が輝いていました。
空気は真冬の空気に変わりました。

なぜフランス人は一週間のスキーバカンスを楽しめるかの秘策を続けます。
ボーナスも無く、休みはあるフランス人がどうやって長い休暇を過ごせるかは物に対する
価値観が違います。
日本人は所有する事に執着して満足をします。ウサギ小屋、もといマイホームやマイカー
スキーも自分の所有物に!!こだわります。
ところがフランス人は所有する事では無く、使う事に価値を見出します。
ワザワザ1週間使うだけに、高いスキー用品を買い揃えるよりレンタルスキーを選びます。
スポーツ屋さんの売り上げがレンタルと販売が半々と言っていましたので、もちろん買う方も
居られますが、その代り日本人みたいに人に勧められたとか、イメージでは絶対に
買いません。まずはレンタルで借りて履いてみて、自分に向いているか判断してから買いま
すが、買ったが最後20年でも30年でもスキーが壊れるまで履き続けます。
家だって100年200年単位で考える人種です。

クーシュベルは高級リゾートなので、気がつかなかったのですがティーニュに行ったら驚きま
した。
前でパチンと止めるカンダハーの金具の付いたスキーも見かけました。日本では博物館の展示品の
部類です。
皆さん2.30年前のスキーを平気で履いていますし、ウェアーも日本のデスカウント店でも
売っていないようなペラペラのウェアーを平気で来ている方が多かったです。
別にウェアーなどペラペラでも下に重ね着をすれば問題有りません。
むしろ温かくなれば重ね着を減らせば、一着で快適に使えます。
観光協会の冬のウェアーなど超高級品に見えるほどでした。

が!!驚いたのはガイドの河野さんやイントラも全員レンタルだそうです。
河野さんいわく「レンタルだったら毎年ニューモデルが履けるし途中でチェンジも出来る!!」
スポーツ屋さんも、昨シーズンのモデルでも値段を下げればレンタルとしての需要は十分
あります。実は、私共のお客様で一度ヨーロッパでスキーしたいとおっしゃるので
私がクーシュベルを熱く語ったら2010年に行かれました。
ヨーロッパはオフビステ(コース外滑走)が自己責任で滑れますので、やはり自分の新雪用の
スキーを持って行きたいと言ったのですが、オーバーウエイトを気にしながら重たい思いを
して行かなくても現地に行けば、絶対に有るからと言って行かれたら驚かれていました。
自分で持っているモデルどころか日本未発売の物までズラーッとお店屋さんのように
並んでいたそうです。
で6日間で111EURだったそうです。まレートは関係なく日本円で1万円くらいの感覚です。
しかもレンタルだとチェンジが出来ます。まさか6日間毎日、日本ではできないオフビステばかり
滑っていたとは思えませんが、ロングクルージングの時は普通のスキーにチェンジして
今日はコブ専門のモーグルバーンを滑るとしたら、モーグル用の板にチェンジして履くことができます。
ひとりで3本の板を持っていなくても3種類のスキーが楽しめます。
もちろん初心者が履く訳ではないのでギンギンにチューナップはしてあります。
レンタルも商品ですので、手入れが悪ければ誰れもそのお店で借りてくれません。

昔、誰かのエッセイで、無理してスキーを買ったはよいが、その年はスキーに行く金が無くなり
口惜しいので週末は銀座の街をスキーを担いて歩いたそうです。
スキーに行くと思わせ羨望の眼差しで一冬我慢したそうです。

日本人はスキーに行くよりスキーを所有することに喜びを感じ、フランス人は使う事に喜びを
感じるでしょうか?

最初に安いスキーやウェアーを10万円掛けて揃えて10年使うより1週間1万円で借りた方が
理にかなっています。
少し経てばスキーも上達して、一つ上のクラスのスキーを履きたくなります。
その時の上達に合わせてスキーも選べますし、先程のように滑る場所に分けても選べます。
凄く合理的です。
最大の関心事は、いかに1週間のバカンスを有意義に過ごせるかです。

ここまで書くと、日本でもレンタルが充実していればと言われそうですが、一つ上に上がる前に
日本の場合、お街の地代が高くテナント料の高い高いお店で、バイトのアンちゃんの口先三寸で
履いた事の無いスキーを、バーゲンで安いと思わせて買わされ、俺のスキーと!!持っている事に
満足するのが日本人です_| ̄|〇


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