12月22日

天気 ふぶき 気温-7度
気温が高く、志賀高原ではめずらしい湿った雪が10-20センチ程度積もりました。
雪の着きが悪い斜面には恵みの雪になりました。
なぜ日本列島に雪が降るのか?を書いて行きたいと思います。
クリスマス近くなるとよく耳にする。 雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう ♪
は温暖な地域の話です。極寒の志賀高原でも11月や4月頃には雨から雪には
ありますが真冬は違います。
西高東低気圧配置と言って、モンゴル辺りに高気圧があり太平洋側に低気圧が
ありますと、高気圧は時計回りに風を吹かせます。そして低気圧は時計の逆回りで
風を吹かせますので北からの寒気を呼び込みます。
すると日本海には対馬暖流の暖かい海水が流れ込んでいますので
温度差で海水が水蒸気となって上空に舞い上がります。
そして、空気中のチリの回りに集まって結晶を作り雪となります。
寒気が強ければ強いほど温度差が大きいので大きな雪雲になります。
北から入り込みますので日本外側に雪を降らせて太平洋側は風は冷たいですが
快晴の天気になります。
低気圧も高気圧の気圧が高いほど発達をします。
これが冬、雪を降らせるメカニズムになります。
現在、ありがたいのはネットで高層天気図や寒気の南下が簡単に手に入りますので
一週間くらいの予報が簡単に出来る時代になりました。
本日もお客様、週間天気予報で雨マークがとガッカリされていましたが
長野県北部と言ったら長野市の天気になりますし、山ノ内町の場合は
下の湯田中あたりの天気になります。あくまで人が住んでいる場所の天気です。
夏もですが長野市内とは10度近く気温が違います。
標高が100メートル上がると0.6度から0.7度気温が下がります。
このメカニズムを書きますと本一冊になりますので端折りますが
だいたい10度近く違います。長野市の最高気温が10度なら
0度位までしか気温が上がりません。
下界が気温が高くて雨でも、お山の上は雪になります。
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