3月4日

天気 かいせい 気温-7度
今朝はマイナス10度以下まで下がりましたが前線をともっなた低気圧が近づき午後には里では雨、山では湿った雪の予報が出ています。
低気圧通過後は冬型気圧配置になり6日まで雪の予報です。
週末は再びパウダーが楽しめると思います。
志賀高原はスキーや観光が盛んになるまでは、林業では無く炭焼きや竹切りが主な産業でした。
林業の場合なら山ごとや場所で所有を分けますが、炭焼きの場合どんな木でも炭にはなりますが炭に向いているウバメガシなどは密集して生育していません。
ひとつの場所で窯を作ってある程度切ったら別の場所に移って行きます。
そのため広大な敷地が必要でした。
新潟と群馬の県境に三国トンネルがありますが、そのあたりまで占有していて三国と名前が付いたと思います。
現在では炭はBBQや焼き鳥に使うイメージしかありませんが、ガスが普及する前は大変便利な燃料でした。
直ぐに火が付いて煙も匂いも無く調理や暖房が出来る優れものです。
里から見ればかなりの山奥で道が無くても、冬になり雪が積もれば馬で引かせた馬ソリで出して来ることが出来ます。
雪がもたらす恵みです。
竹切りもプラスチックが出来る前でしたら籠などに最適な材料でした。
軽く丈夫な製品になります。
竹も現在根曲がり竹と呼びますが丈夫な竹になるのはやはり雪の恵みです。
竹切りも特に場所を占有することなく採取していたと思います。
そのため個人所有の場所は無く、みんなの共有地でした。
明治新政府が出来て、そんな山奥まで激震が走る事態が起こりました。
続きは明日へ
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