10月8日

天気 あめ 気温5度
雨が降っていますが風が無い分助かっています。
昨日、高天ヶ原スキー場では第2トリプルリフトの搬器の取り付けを行っていました。
来月になればスノーマシンが稼働を始めていよいよ21シーズンが始まります。

10月1日から始まったGO TOトラベルの地域共通クーポンですが、ニュースでは浅草の仲見世で修学旅行とみられる生徒さんが嬉しそうに(そりや~親から貰ったお小遣い以外の臨時収入で嬉しいに決まっています。)お買い物をする姿が映っていました。
ところがその裏側では想像を絶する手作業です。
まずクーポンに判子を押す作業があります。しかも直前に。
どうしてかと言いますと印刷や事前に判子が押してあると、盗難に遭っても使うことが出来ます。
そのため地域を示す判子とチェックイン日とチェックアウト日の計3か所に押す必要があります。
しかも1人1枚では無く15%分ですので、グループや泊数によっては何十枚と言う数になります。
最初はすべて印刷してありしかも日付もGO TOトラベル期間だと思っていました。
そうすると盗難でも使えるので、税金が原資ですので不正を防ぐためだと思います。

さらにお客様のチェックイン時にお客様がお持ちになったQRコードをスマホで読み取り、判子を押してクーポン側のQRコードを読み取りお渡しする必要があります。
お客様のQRコードとクーポン券のQRコードをスマホで読み取った時点で、自動的にGO TOのチックインが完了するようになっています。
お客様にクーポン券をお渡ししないとGO TOの販売実績が完了しないシステムです。
使われたお店では調べる事が出来ませんが、事務局ではどのクーポンがどのお客様が使ったか判る仕組みです。
お客様から使える日付を長くとお願いされても出来ません。
そんな事をすれば不正支給でGO TOトラベル取り消しになってしまいます。
もちろん渡す枚数を間違える訳にも行きませんがマニュアルでは、間違えて余分に登録した場合は使いまわしをせずに事務局にそのクーポンを送付するようにと書かれています。
また、お客様にお渡ししてから枚数が減る場合は、お客様からお返し頂き事務局に送付となっています。
使っちゃったから無いでは済まされません。
たとえ私どもの売店でお使いになられたとしても探し出すのは不可能です。
私どもにクーポン番号の控えは有りません。
それで思い出すのが昔 ICリフト券の返却代行をしていた時ですが、お客様が10日券を3日券と勘違いして返却されてお帰りになられた後で電話をよこされました。
本人の頭の中は7日分のリフト代を私どもでネコババしたように言われ、探す方は大量のICリフト券の中から探す作業が延々続きました。
そして、ようやく探し出したのですが当たり前のような顔をされていました。いま思い出しても腹が立つ思い出です。
GO TOトラベルの場合 チェックイン以降の変更は一切承れないシステムです。
基本設計が家族で1.2泊の旅行をしてチェックイン時にクーポンをお渡しして、周りのお店などでお買い物をしてお帰りの日のうちにその地域で全部消費してください。で組まれています。
地域共通クーポン券、お渡しするにもムチャクチャ手間暇が掛かり時間が掛かります。
当然チックイン時に時間も掛かります。
それでも宿だけでなく周辺も潤うように企画して頂いただけありがたいです。
志賀高原にはありませんが宿泊施設の周辺のお土産屋さんや飲食店も瀕死状態です。
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