10月29日

天気 シグレ 気温2度
雪の予報が出ていましたが霧雨程度で済みました。
来週には一段と強い寒気の南下が予想されています。
全館暖房が始まったのは昭和40年代になります。
それ以前は、食堂と乾燥室に薪ストーブや石油ストーブがあった程度でした。
夜になると薪ストーブなどは消えてしまい館内でも氷点下の世界です。
今でもトイレの水タンクには細いバイパスの管が付いていますが、水は流れていると流体の運動エネルギーがあり凍りにくくなります。
そのためトイレや洗面所などの水回りは凍らないように少量の水を流しぱなしにして凍結を防いでいました。
真っ先に出てきた暖房が蒸気をつかうスチームタイプです。
朝、カンカンカンと音が出るタイプです。
朝、カンカンカンと音が出るのは夜中は燃料節約のためボイラーを止めておいて、朝ボイラーを焚いて熱い蒸気が冷たい暖房機に流れ込み膨張するので音が出ます。
現在はうるさいと評判が悪いですが、当時とすれば部屋が温まる画期的な暖房でした。
あのカンカンカンの音が暖房が入り温かくなるお知らせでした。
現在もスチームの暖房を使っているお宅は建物を建て替えない限り変更は出来ません。
その後、私どもで使っているような温水を回す暖房システムが普及しました。
温水の場合、常にボイラーで水を温めて循環させるのでボイラーはスチームより小型で済みますが燃料節約のため止める事は出来ません。
温水でも音が出る事があります。
現在暖房機の脇に温度調整のダイヤルが付いているてシャワーなどと同じサーモスタットが付いているのですが、暑いと言ってある程度の客室のサーモで水量を絞ると循環ポンプの圧力が掛かりサーモが激しく振動します。
ポンプが圧力を感じて出力を下げてくれればよいのですがそんなポンプ有りません。
全館暖房完備になったころは、暖房費を別途頂けて設備費や燃料代になったのですが現在は出来ません。
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