8月19日

天気 はれ 気温12度
今し方まで雲に覆われていましたが日中は晴れるようです。
山で絶対に出会いたくないのはクマになりますが
クマは1年中志賀高原にはいません。
6月になりようやく芽吹くような環境で冬眠していたら
餓死してしまいます。
だいたい6月に入り好物の志賀高原名物の竹の子が出だすと
下から上がって来て夏を高原で過ごし、秋風が吹くと
下に降ります。志賀高原山内にクマの檻を設置してありますが
秋風が吹きだすと1匹も入らなくなり目撃情報も無くなります。
1日に10キロ以上移動するようですが基本的には歩きやすい場所を
通ります。登山道や沢などを通っていきます。
ぬかるみを歩きますと足跡が付きますし、登山道に糞までしてあります。
人間もですが「金持ちケンカせず」で満腹の時は、係わらないように
人を避けていきますが、空腹時はエサを求めて周りを気にする余裕は無いようです。
一番クマが活発に動き回る時間帯は日の出と日没の時間帯になります。
クマが生きて行けるのは、それだけ豊かな自然があると言う事なので
クマと共生するためには、夏は人間はその時間帯はなるべく近づかない
方が賢明です。
むしろ日中も山はクマのもので、通らせて貰っているくらいの謙虚な気持ちが大事です。
クマも夏の間は暑いのは嫌だと避暑に来ていますが秋風が吹き出しますと
寒いのは嫌だと、下界に降りて行き最近はお街の中に出たと大騒ぎになります。
明日は脱線しますが、空腹だと何をしでかすか判らない生き物の話題を書きます。