1月15日

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天気 かいせい 気温-8度

今朝はマイナス10度以下まで下がりましたが南風の予報が出ています。
高天ヶ原に居ると例年よりお客様は少ないですが、丸池やサンバレー通りかかったら行き帰り1人も滑っている姿見かけませんでした。
全山の中には動かしていても1人もお客様が乗らないリフトもあるかもしれません。
そうなるとシーズン中でも休止そして廃止もありえるかもしれません。

スキー場や雪国では30年くらい前のキャラバンやハイエースをよく見かけると思います。
すべてディーゼル車です。
都市部でディーゼル車が嫌われて現在なかなかディーゼル車がありません。
雪国で一番使いやすい車はディーゼル車になります。
まず寒いとバッテリーが低下します。
スマホやデジカメを外で使うと直ぐにバッテリーが低下しますが車も同じです。
バッテリーは寒さに弱いです。
ガソリン車はエンジンを掛けるときセルモーターとスパークプラグを同時に使いますので電力が必要になります。
ディーゼル車の場合、予熱と言って事前にエンジンをグロープラグで温めてからセルモーターだけを回しますのでガソリン車より電力を使いません。
グロープラグもセルモーターも電圧が下がっても使えます。
そのため雪国ではディーゼル車の方がエンジンが掛かりやすいので重宝されています。
南極などの極地に行くとガソリンはマイナス40度以下になると気化しないので使い物にならずすべてディーゼル車になります。
もう一つは、ガソリン車に比べて非力なため、ゆっくりとした発進が出来ます。
そのためタイヤが空回りしたりしません。
よくやるのですが車がそっくり雪に埋まっている場合、後ろだけ掘って車内に入り込みエンジンを掛けて発進します。
すると車が抜けた後でカマクラが出ます。
それを見ていたお客様「雪国の車って特殊な装置が付いているの?」と聞かれた事があります。
雪国の車にはバンパーと言う物が付いていて、それで雪を掻きながら発進します。とお答えしています。
実は、その発進方法が出来るのはディーゼル車だからゆくっくりとした発進が出来るからです。
ガソリン車ではスリップしてそのやり方では発進できないと思います。
雪が積もった車お客様は非日常ですが、雪国で生活していれば日常です。
誰がキレイに雪をどかして車を出すか!なるべく雪を掻かずにバンパーで雪かきしながら出します。
そのため雪国ではディーゼル車が重宝されて30年前の車でも現役で走っています。
慎太郎君が都知事にならなければ!!_| ̄|〇



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