7月8日

天気 きり 気温17度
空気中の水蒸気が冷やされて霧が立ち込めています。
気温は高いのですが日差しが無い分寒いです。
一ノ瀬より水路沿いに進みますと小三郎小屋跡に出ます。
30年位前は実際に小屋が有りました。
三角の昔のテントのような骨組を木で作り、笹を重ねて天幕の代わりにしていました。
夏の間、付近の竹を切っていました。束ねて現在の登山道入り口まで運んで後はトラックで運んでいたと思います。
朝晩はイワナを釣って涼しい高原でひと夏過ごしていたようです。
私は小三郎さんの小屋では無く、その下にあった「国オッサンの小屋」には小さい時に親に連れられてイワナを買いに行った記憶があります。
今から考えればストレスなど無い快適な生活だったかもしれません。
その場所で聖の平から来る登山道と合流します。

現在、メインの登山道になっていますが、昔は岩菅橋からのルートがありました。
一ノ瀬地区の水源になっていますので閉鎖して付け替えました。
もっとも小三郎さんはそのルートで道は開けていたとは思います。
少し進むと水路の中から湧水が湧いている底清水が進行方向右側にあります。
真冬も枯れずに湧いています。
夏でも手を入れていると冷たい湧水です。
そのまま進むとアライタ沢に出ます。

登山道は木橋を渡りますがその先は竹の子の時書きました高天ヶ原の水源になります。
絶対に立ち入らないように!!
こんな奥から水を引かないといけないくらいお山の上は水源はとぼしいです。
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