今シーズンを振り返って

予定では本日で熊の湯・横手方面を除くスキー場営業終了予定でした。
まさかの暖冬・小雪で連休前に終了になってしまいました。
今シーズンは偏西風の蛇行で、通常西から東へ吹く偏西風が南西から北東に吹き
暖かい空気が入り込み志賀高原の歴史が始まって以来の暖冬になりました。
今までも偏西風の蛇行はありましたが5月まで偏西風が蛇行したのはありませんでした。
初雪も例年より遅く11月3日になり気温が下がらずスノーマシン稼働も11月25日と
異例ずくめの幕開けでした。おまけに例年なら11月中旬にオープンする熊の湯が11月29日でした。
高天ヶ原マンモススキー場も12月4日にオープンとスノーマシン頼りの幕開けでした。
クリスマス寒波や年末寒波も1ヶ月遅れで入り込みました。
その寒波が凄く、観測史上初の沖縄にも雪を降らせました。
極端に寒暖の差が激しいシーズンでした。
12.1月の状況では、南斜面の西舘や東舘オープン出来ないでシーズンが終わるかもと
思っていました。
3月暖かい年は4月になって天候不順になるのですが常に南風が入り込み暖かい4月でした。
まさかGWに雪が無いのは志賀高原の歴史上初めての事です。
07シーズンも暖冬雪不足のシーズンで他のスキー場では3月中に営業終了したスキー場が
多かったのですがちゃんとGWまで滑れたのが志賀高原でした。
実は06シーズンは大雪でした。昨年の15シーズンはおそらく志賀高原で一番の豪雪のシーズンでした。
豪雪の翌年は小雪を繰り返すのかもしれません。
来シーズンは元に戻ってくれる事を願うばかりです。
写真は高天ヶ原湿原から見たホテルです。
1日の山歩きの終わりに高層湿原のお花畑で癒され、今宵の宿が見えた安堵感に包まれる。
山歩きをされるお客様なら判ると思います。
私の一番好きなアングルです。
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