3月6日

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天気 くもり 気温 -7度

明け方まで雪がチラついていましたが、北風に変わりこれから冷えて来ます。
今回の冬型気圧配置はたいして雪を降らせません。
北風に変わると湿った空気が冷やされて霧になります。

スキーの滑走面には高分子ポリマーと言う素材が使われております。
手で触るとツルツルのように思いますがミクロ単位の穴が無数開いています。
雪は、空気中のチリの周りに水蒸気が集まり結晶を作りますので雪の中にはチリが入っています。
そのチリなどが滑走面のミクロ単位の穴に入り込むと滑り難くなります。
ワックスをアイロンで溶かして厚く塗ると、ワックスの方が粒子が小さいので高分子ポリマーの穴の中に入り込んで、チリや汚れを浮かしてくれます。
熱が無くなればワックスは固まりそれをそぎ落とすための作業です。
一般の方でしたら液体の万能ワックスで十分です。
塗りっぱなしで十分です。チリが溶け込んだワックスをそぎ落さなくても1日中滑っている訳ですので1.2本滑っているうちに落ちます。
ちなみに高分子ポリマーもプラスチックです。
当然、熱には弱いです。
熱を加える度に痛みます。
選手のようにワンシーズンしか履かないなら別ですが一般の方にはお勧めできないワキシングです。
またワックスだけでは滑りません。
あくまでも滑走面に染み込んだ状態で一番滑るように作られています。
本格的な大会の場合は、さらにスタートした急斜面に合わせて手で固形ワックスを薄っすらとヌリヌリして更にスタートで速度が出るように魔法の粉のワックスを振りかけます。
もちろん色々なやり方はあると思いますが、あくまでも大会の1本に掛けるやり方です。
オリンピックやワールドカップになりますと、会場のそばに仮設のプレハブ小屋がいっぱい立ちます。
そして、メーカーの人間が選手1人あたりに何10台ものスキーに微妙にワックスの配合を変えて仕上げます。
前日に仕上げますので翌日の天気は予想しても天候や雪温も変わりますし、スタート順でも状況は刻々と変わって行きます。
さらにその中から何台か選んでスタート付近の雪の中に埋めてスタート直前で天候や雪質に合わせて1台を選んで選手に履かせます。
ワックスを掛けたワックスマンは自分だけ判るようにガムテープに書いて張り付けていました。
もちろんどんなワックスを塗っているかは他のチームに知られないようにトップシークレットになり、仮設のプレハブ小屋が必要になります。
宿泊先の乾燥室で遣った日には他のチームに盗み見られてしまいます。
そのレベルになれば選手みずからワックスなどはしません。
メーカーにすれば金メダルを取って表彰台でスキーを見せてくれるのが最高の宣伝になります。
メーカーは選手のために、その選手に合わせて何十台も同じスキーを作り用意しても安いものです。
また1人の選手のために大勢のスタッフを付けています。

エプロンをして「ワシ、レーサーやさかい」は知らないで真似っ子しているだけです。














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