7月20日

DSCF1261.jpg


天気 快晴 気温13度

南から雲が湧いてきています。
夏らしい空です。

滑落した生徒さんを登山道まで運び上げたのですが本部よりヘリを頼んで有るので
その場で待機の指示が出ました。
先輩の中には、担架を作って寺小屋のスキー場まで運んでしまえと言う意見も
有りましたが、本部からの指示に従いしました。
当時は県警のヘリでは無く、民間の東邦航空のヘリでした。
相当待った頃に雲の間からヘリが見えて合図を送ったらなんと民放のヘリでした。
民放のヘリと判った段階で、みんなで合図を辞めて知らんぷりしていました。
民放さんも滑落している絵を撮りたかったようですが、登山道に並んでいる絵では?
東邦さんのヘリは、おそらく上高地から北アルプスの山小屋に物資を運んでいますので
いったん上高地から松本空港に戻り給油と地図を見て場所の確認と、崖からの滑落ですので
それなりの装備と救助員を乗せてですので時間が掛かりました。
夕方ようやく到着しました。
悲劇とは生徒さんに付き添っていた副担任なのか養護教員なのか判りませんが
うら若きオネ~タンが生徒さんを引き上げてから、顔を真っ青にして「トイレに行きたい」
私たちは「少し先まで行って済ませてくれば」と言ったのですがオネ~タンは
「そんな事出来ません!!!」浦和のお街で生まれ育ったオネ~タンにしてみれば
トイレの無いところで用を済ませるんて_| ̄|〇
ようやく到着した東邦さんも拍子抜けしたようです。
地元の山岳救助隊でも救出出来ない崖の下かと思って救助員も乗せて来たのに
登山道でしたので、私たちを見るといったんヘリは寺小屋スキー場に向かい
救助員と救助用の資材を降ろして再び現場に戻り、ヘリのスキッド(下に着いている金属のバー)
を崖の上の登山道に前だけチョコット付けて後のドアを開けて怪我人と付き添いのオネータンを
入れて直ぐに飛び上がりました。
しかしヘリは病院の屋上には降りれませんので、当時は中野市球場が臨時ヘリボートだったので
そこから救急車に乗りえて病院に向かいました。
記録では17時55分病院収容となっています。
たぶん私たちが崖から引き揚げたのは14時頃だと記憶していますので4時間以上トイレを
我慢していたと思います。
ヘリを手配して無ければ、木を切って隊員の制服上着を集めて腕のところを通して
担架を作って東館山のゴンドラまで運んだのですが、結果的にその方が早かったです。
オネータンも2時間くらいで東館に着きました。
滑落した生徒さんは崖の上で急にフラフラして滑落したそうです。
幸い骨には異常が無く軽い打撲と診断されたそうです。
その場所を通る度、その事を思い出します。
ヘリさえ呼ばなければ

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