11月18日

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天気 快晴 気温-5度

今朝は今シーズン一番の冷え込みでマイナス10度位まで下がり順調にスノーマシンが稼働しています。

志賀高原史に信じられない出来事があるのですが、それは志賀山リフト設立時
発哺温泉に住友家の別荘があるのですが、住友家の家長さんに出資のお願いに
行ったら、なんとリフト1本分寄付の話です。
住友家の別荘は昭和15年に建てられましたが、それ以前から天狗の湯を
ご利用になられて志賀高原を気に入られ建られたと思います。
たぶん金三郎さんが家長さんに出資のお願いに上がり、家長さんは住友銀行の
頭取に話して、頭取にすればスキーリフトなる海の物とも山の物とも判らない
会社に出資して、後で責任問題になるくらいなら「住友家のために差し上げてしまえ!!」
と奉加帳の一番に、住友銀行20万円の記載があり、他社も渋ちんの住友銀行が寄付をするなら
と住友グループ各社が総額100万円の賛助金を集めてリフト1本分寄付の話です。
現在の価格に直せば約1億円位だと思います。(固定のシングルリフトのため)
戦後の財閥解体で住友家と住友グループは別ですが、やはり宗家の力は絶大です。
リフト1本掛ける資金繰りにも四苦八苦していたのに、1本分寄付で間に合った
訳です。旧志賀山リフトの初代社長の児玉 環さんは話術に長けた方で
昔の苦労話をおもしろ可笑しく 良くされて下りました。
住友家の一件もだいぶ誇張も有りますが 
「おらー 住友家の家長さんの所いってさー リフト掛けるんで 
株主になってもらいたいってせったら(長野の方言で 言うの意味)
そうしたら」家長さん 「リフトいくらするの」 1本1億円(現在の価値で)
したら 「家訓で出資は出来ません。」「おらー 天下の住友さんだから
100か200万ぐれえ出してくれると思っていたのに・・・
蓮池の崖(現在のジャイアントスキー場)から突き落とされた気分になっちまただー」 

次に 「ただし寄付は出来ます。リフト1本分寄付します」と言われ 
「おらー 腰がぬけただー と」

志賀高原史に残るとんでも無い出来事でした。
ジャイアントにリフト1本の予定が発哺線にも同時にリフトを掛けました。
そのため僅か4年後に東館空中ケーブルを掛ける事が出来ました。
住友さんも志賀高原に別荘を建てるくらいだから、きっとスキーが大好きだったのでしょうね。
住友家の別荘は東館山からゴンドラ乗り場に向かうコースに現在もあります。
現在は住友不動産の保養所となっておりますが、1室だけ家長さん専用のお部屋が
有るようです。開かずの間で拝見する事は出来ませんが、お部屋は質素だそうです。

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