11月21日

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天気 はれ 気温3度

今朝も霜が降りた程度の冷え込みでした。スノーマシンで作った雪や
10日に降った雪は消えずに残っています。
白銀の世界を待ち焦がれて居られるお客様には申し訳ないのですが
小春日和も明日までです。雪が積もるまで、いろいろ遣る外仕事が待っています。
昨日は、取れたばかりの白菜や大根を頂き外で洗っていました。
暖かければ外で洗う事が出来ます。

先週、住友銀行さんが出資では無く寄付の話を書きましたが
旧志賀山リフトの初代社長の児玉 環さんの銀行編の話もあります。
地元の銀行にリフトを掛けるから金を貸せと言ったら、当行の内規では
リフト会社には融資できません。貸出順位では甲、乙、丙、丁、戊の
戊に当たります。戊は他にどんな業種が有るの? キャバレーやバーです。
断わられて、これでスキーリフト建設もダメかと途方に暮れて長野の街を歩いていたら
信用金庫の看板が目に入り飛び込んで、藁をつかむ気持ちでお願いしたら
信用金庫の理事長から「当庫で用立てましょう!ただし一つ条件が有ります。
将来業績が良くなったからと言って他に脇目を使うことなく当庫をよろしく」
と言われた話です。
いくらなんでも直ぐにその場で融資決定は出ないとは思いますが、昭和30年代は
まだ戦後復興のさなかで、銀行にしても物をつくる工業や生活のための商業への融資が
主でした。
レジャー産業などは重要視されていない時代でした。
信金さんにすれば将来を見据え、やがてレジャー・ゆとりの時代が来ると
先を読んでくれたようです。
当時、リフト会社は返さなくてよい資金、つまり出資で資金を集めていました。
高天ヶ原や一の瀬のリフトを運営していた旧志賀高原観光開発は本来
1人1株で会社を設立しましたが軌道に乗るまで増資で赤字を埋めていました。
その為 当時役員をしていたとか、私共みたいに地元で商売をしていた者が
その都度、増資に応じていました。そのため現在持ち株が多いです。
折角リフトが掛かったのに赤字で倒産では困りますから・・・・
合併する時驚いた事があります。旧蓮池リフトの株もありました。
配当でもあれば気がつくのですが、親に聞いたら従業員さんの給料を払うため
出資をお願いされて株主になったようです。

環さんの話では、お役所編もあるのですが、明日は東館山空中ケーブルの話に
なります。
児玉 環さんは東館山頂にあるレリーフのお方です。
苦労話を楽しくおかしく話す話術に長けた方でした。
お亡くなりになられて10年以上たちます。 合掌

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